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ヘッテルとフエーテル [ ▲ 日本語 (一般, 雑誌)]

 
ヘッテルとフエーテル (幻冬舎文庫)「星の王子さま」第16章の記事
書いていて、ふっと思い出した本。

グリム童話に準えて、
お金で失敗した人々の悲劇 (実話) を
皮肉たっぷりに紹介しています。

初版は、2009年です。


衣装などの見た目で、話を信じてしまう大人 ...
それらしい数字を示されると、納得してしまう大人 ...
「星の王子さま」でも、何度も指摘されていましたよね。
理解と納得の違い... 本当に気を付けなくてはいけません。

さて、本書の実話が悲しいのは、
お金に失敗してしまった人々が
特に欲を張ったのではなく
現状や将来に不安を感じ
安心したいと願っている人々だということです。
つまり、ごく普通の庶民、私達です !

そして、恐ろしいのは、
社会 (マスコミ), 裁判所は、ともに、正義や被害者の状態
に興味がなく、よって、被害者が浮かばれることもなく、
同種別件の被害者を継続的に増産し続けていること。

掲載されていた実話の中で
「変額保険事件」は、かなり酷い内容で、当時もショックを
受けた事件ですが、あらためて読んでも、やはり忘れられな
い、忘れてはいけないものと、思います。
被害者の多くが高齢者であり、自殺者も出ました。

この事件は、1990年代の前半に表沙汰となりました。
相続税対策を掲げ、銀行と保険会社が結託した悪質な取引:
 
 まず、銀行が高額借金契約させ、高額の変額保険契約を
 斡旋契約させる。その後、銀行が借金取立を始め、保険
 解約しても返済できず、契約者は自宅ともども全財産を
 失う...

であった為、同時期に起こっていた「高利貸, 地上げ屋の
問題」と、本質的に何が違うのかと、庶民の怒りと不安と
恐怖は、相当なものでしたよね。

2007年に、金融機関の保険販売が解禁され
2015年に、相続税改正 (基礎控除の大幅減額など) が
あり、近年、相続税対策の保険勧誘が多い気がします。

借金して加入した方がいいとは言われないようですが
借金して賃貸に建て替えた方がいい的な数字を見せたり
はあるらしいです。

名前や見た目や、それらしい数字というものは
抱えた「不安」を「安心」に変えてくれるけれど
それが、本当の「安心」なのかは、また別の話。

年金の実質的減額, オレオレ詐欺,... なども含め、
高齢者の不安と恐怖は、尽きないものである... [たらーっ(汗)]


タグ:事件 数字
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